「気づきの医療」が、「リハビリテーションの現実」を変えていく。
当院の考える理想的なリハビリテーションとは、病院という特殊な空間ではなく自分の家、自分の部屋に近い環境で、普通のことが普通にできるようになることです。社会にバリアがあるのなら、病院にもバリアが必要です。こうした医療と患者さんのふたつの視点がもたらしてくれた大切な「気づき」から「リハビリテーション・リゾート」というコンセプトが生まれました。
患者さんの一部は障害を持ちながら社会に復帰して行きます。退院後の精神的支援の重要性を考えると、介助犬の存在は、ドアの開閉、車椅子での移動補助などのサポートだけではなく、一人で暮らし社会へ出ていく不安への精神的なサポートをも担う大切なパートナーなのです。こうした介助犬協会の活動に協賛し多くの方々の社会復帰に役立っていくことができれば幸いです。